にわか投資家の日々投資日記

塩漬け含み損200万超から大逆転(予定)日記。国家公務員が仕事の休憩時間などで本気で投資します。保有銘柄、残高、取引履歴全て公表。20代、既婚(子供有り)、株取引歴実質1年程度。

【最近の話題】ゴルディロックス相場とアメリカ経済の今後のリスク

こんばんは。

 

本日まで、朝の予想と夜の実績を公表してきましたが、最近話題のなっている経済事情などをまとめたものも時々アップしていきたいと思います。

 

本日の話題は、『ゴルディロックス相場とアメリカ経済の今後のリスク』です。

 

ゴルディロックス相場とは。

 

最近、新聞や金融機関のレポートでゴルディロックス相場やゴルディロックス経済などの表現がされているのを時々見かけるようになりました。聞きなれない言葉ですが、以下のような意味があるようです。

 

ウィキペディアWikipedia)より
景気が過熱も冷え込みもしない適度な状況にある相場のこと。童話『3びきのくま』で主人公の少女ゴルディロックスが飲んだ「熱すぎず冷たすぎない適温のスープ」に由来する。

 

以下「3びきのくま」の絵本

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由来となった少女の名前ですが、ゴルディロックスとはかなりいかついですね。

 

アメリカ経済を見ててみるとゴルディロックス経済という表現がまさに的確かと思われます。FRBは年内の利上げを停止し(一部市場予想では利下げ予想もされ始めましたが)、物価上昇率は2%近辺で落ち着き、個人消費や設備投資も前年の高い伸びと比較すると安定しています。


このゴルディロックス相場は個人の見解ですが、投資家にとって決して悪くないと思います。というのも、本日のように下落したのちも大きなイベントがなければ、小幅の上昇を続けてくれるからです。アメリカの株式が上昇した場合、日本株もつられて上昇することもあるでしょう。

 

そうした中、やはり今後の危惧していかなくてはいけない要因としては、アメリカを震源とした貿易戦争かと思われます。米中においては、やっと出口が見えかけている状況まで来ましたが、合意がいつになるかはまだ見通せません。そこに加えて、本日朝の予想でも記載した通り、米欧の貿易戦争が本格化してしまうと世界的な株価下落要因となるでしょう。現状、米欧間では110億ドルという比較的少ない金額のみ頭出しされていますが、これは米中間の当初と同じ(当初500億ドルの関税を提示)であり、その後現在では対中国輸入品に対して総額2,500億ドルもの製品に関税がかけられています。中国からの輸入が2018年で5,400億ドルであり、約半分の輸入品には10~25%の関税がかけられていることとなります。


また、アメリカーカナダーメキシコ間の新合意USMCA(NAFTAの後継)においても、国家間では合意が結ばれましたが、アメリカの議会ではまだ承認されていません。現在トランプ大統領が所属する共和党は上院のみ過半数を取得しており、下院では民主党過半数を占めているねじれ議会となっています。そのため余計に難航する可能性が高いと思われます。

 

英国のEU離脱も佳境を迎えており、今後も様々なイベントに注目していく必要があるでしょう。