【特別編】相場反転は遠くない?
今回は、日経平均と信用売り・買いの残高に着目して簡単な分析をおこなってみました。
信用売買では、原則6か月決済のルールがあり、売り建てをすれば、6カ月後までに反対売買を行う必要があります。ただし、証券会社では期間無制限の商品も作っており、どのくらい利用があるかは不明ですが、6か月はあくまで目安となります。
毎週水曜に日銀から信用売買残高が公表されますが、その残高推移(8か月、10か月遅れ)と日経平均の推移を並べると、若干動きが重なっているように思われます(回帰分析などはしてません)。
なぜ6か月遅れではなく、8か月、10か月遅れなのか、と疑問が残るかもしれませんが、上記の通り無期限の商品があることに加え、グラフの重なりが一致しやすいことからそのようにしました(つまり雰囲気です)。
結論としては、
①今後2~3か月程度横ばいあるいは下落が続き、その後大幅に回復(10か月横移動)
②すぐに上昇が開始(8か月横移動)
の2パターンが考えられそうです。
あくまで過去との重ね合わせなのでからずしも、同様とは限りません。ただし、個人的には今後できる限り早い段階で回復を祈っております。